2014年11月16日

2014ロステレコム杯:本郷選手優勝

まずポゴリラヤが失速したのには驚きましたがさらに日本選手が優勝したのにはまたびっくりしました(笑)。
まずはショート
1位チャートランド選手(18):カナダの選手ですがまったく注目していない選手でしたので初めてみました。まぁショートだけですとあまり有名でない選手が突然トップになることもあります。ジャンプが3つだけなので有力選手がこけるとこういうことになるのですが断トツの本命であるポゴリラヤ選手が緊張しまっくてどうしたんでしょうかね。そのため見た目ノーミスで滑ったチャートランド選手が1位となりました。ただこういうケースはショートでうまくいってもフリーでもうまくいくとはかぎらないのでフリーでもうまくすべれるかどうかですね。
2位本郷選手(18):記憶がただしければ技術はいいもののなかなか加点や構成点に恵まれない選手だったという印象がありました。今回の演技は小回りの効く日本人選手らしさがでていました。これだけすべれれば素晴らしい。日本のトップ二人が抜けましたがまた次代の選手がでてくるものですね。次代を担う選手になるかどうか。
3位ポゴリラヤ選手(16):まぁがちがちでしたかね。3つのジャンプで2つを失敗してはどうしようもありません。足がすくんだ状態。いつもは上に有力選手がいるのですが地元でしかも自分がトップ有力選手。自意識過剰になったのかもしれません。

参考ページ→選手一覧&結果

次にフリー
1位本郷選手:チャンスが見えていたせいか渾身の演技。点数的にも中堅選手になったというところか。とにもかくにも国際大会で優勝すれば構成点もおのずとあがるように思いますので国際的に活躍する基盤を築いたと思えます。大器晩成型か。
2位ポゴリラヤ選手:うーん。あれだけ安定していたジャンプにお手つきが目立ちました。ショートでは笑っていたコーチも今回は真顔。どこか痛めましたかね。単に緊張でジャンプのタイミングがわからなくなっただけならいいのですが。それでも悪い悪いといっても2位ですからファイナルに登場できそうです。まぁ前回がよかっただけに谷間がくるのは当然ですがちょっと気になるお手つきでした。
3位チャートランド選手:ちょっと固くなっていた感じですが一応それなりの演技。ただ見た目はよいのですが回転不足などがあって点が伸びない演技。長洲選手もそうですがぎりぎりのところで点がとれないパターン。そこが一流との境目なんでしょうが派手に手をついていたポゴリラヤ選手より点数がでないのはちょっと素人目には意外な感じもしました。ただ手をついてもまわっているところがさすがロシアか(笑)。

総合:1位本郷選手178。2位ポゴリラヤ選手173.43。3位チャートランド選手172。

今回は地元ロシアでの大会。ポゴリラヤ選手圧勝とおもいきや失速。驚きました。身体が大丈夫ならファイナルでの巻き返しは必至かとおもわれますがどうですかね。
日本的には本郷選手の優勝で次代の選手の芽がでてきたのでやや面白くなりました。

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2014年11月08日

2014中国杯トゥクタミシェワ選手優勝

まずはショート
1位リプニツカヤ選手:さすがの演技ですがでだしの3回転連続ジャンプが3T+3Tなのにやや違和感。リプニツカヤ選手にしてはなんとなく弱気な気がしますがどうですかね。まぁ初戦だからかもしれませんがまるで練習でもしているような演技でした。ややスポーツ演技にふれているのが気になりますがもっているものをそのままだせば高得点確実ですからすごいですね。
2位トゥクタミシェワ選手:前回のフリーの不調がまるで嘘のような出来。ただ緊張しすぎただけなんですかね。しかも3Lzをしっかりきめて申し分のない演技。けっこうよい笑顔でしたからフリーも活躍できそうです。
3位村上選手:今回はかなりよいでき。3Fで釘がささってしまい上位選手がノーミスでしたのでそのぶん差が出ました。ただ技術点の基礎点などはノーミスでこなせば上位陣にもひけをとらないので調子がよければいけそうな面もあるような気がします。

5位李子君:今回は転倒してしまったため本来の力がどのぐらいかよくわかりませんが以前よりややひ弱な印象。やはりどこかの故障が完治していないのかもしれません。
7位エドモンズ選手:高得点源の3回転連続ジャンプで転倒してはたまりません。2点しかもらえませんでした。ただ将来的にロシア勢にまともに対抗できるのはこの人か。もっとも血はロシア人ですからロシア勢に負けまいとするモチベーションはかなり高いかもしれません。得意のフリーでどこまで挽回できるかですね。

参考ページ→選手一覧&結果

フリー
1位トゥクタミシェワ選手:よい頃の状態に戻っていますね。失敗はルッツが2回転になったことぐらいですか。とすると前回は初戦のGPで故障したときのことをなにか思い出して緊張したのかもしれません。ジャンプが跳べるようになれば高得点が望めますので常に怖い存在になるかと思います。
2位エドモンズ選手:見た目は素晴らしかった。まさにフィギュアの妖精。ただ得点がそうでなかったのはフリップのロングエッジと3回転ルッツの回転不足ですか。フリップの矯正ができないとロシア勢に遅れをとってしまいますがどうしますかね。
まだ発展途上な感じなのでさらに磨きをかければどうなりますかというところ。
3位村上選手:でだしのジャンプ二つをまともに失敗。集中できなかったようです。後半は持ち直しましたが海外試合にあまり強くないような印象。全日本のときの勇姿が記憶にあるのですがあれだけの集中力が海外でもでればと思うのですがどうですかね。
4位リプニツカヤ選手:これだけボロボロのリプニツカヤ選手は初めて見ました。集中力に欠け演技に情熱が感じられません。普通に演技できれば120点ぐらいは楽にでる人なのでどこか故障したんですかね。演技構成点は2位でしたのでこれぐらいですみましたがフリーの練習が不足しているような感じもします。精神的に落ち込むくせもあるので故障でなければいいんですがね。

6位李子君選手:ちょっとまだ病み上がりな感じで痛々しい感じがします。それでもなんとか演技をやりおえましたので去年よりはよくなってきているのかもしれません。3F+3Tをきめているのでまだまだやる気はあるようです。まだ身体に力強さが感じられませんので練習しながらどこまで復調するかですね。

○総合
1位トゥクタミシェワ選手 2位リプニツカヤ選手 3位村上選手 4位エドモンズ選手 6位李子君選手

トゥクタミシェワ選手はちょっと大会にですぎかと思うのですがここでも優勝。復活を証明しました。リプニツカヤ選手はオリンピックが終わってまだなにかモチベーションが足りないような印象。これだけの大器ですとやる気があるかないのかの問題か?村上選手は今回まともに滑っていませんからどこで本気をだすのかというところ。エドモンズ選手はまだ欠点があるので欠点を矯正できるかどうかが課題か。

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2014スケートカナダ:ポゴリラヤ選手優勝

まずはショート
1位ポゴリラヤ選手:どんどん上手になってきています。身体も大きくてそれなりに筋肉がついているので一つ一つの技をしっかり決める余裕があるように見えます。潜在能力がはかりしれません。ジュニアのときはあまり目立たずよくころんでいましたが身体が大きくなってこれだけ力強くなるとは思いませんでした。
2位ワグナー選手:なかなかよく見えました。スコアを見ると3回転に2ヶ所釘が刺さっていますがこのへんはいつものことですし構成点でカバー。それに最重要試合ではないのでワグナー選手にしてはまぁまぁのできかと。それより胴回りがスッキリしてくびれが見えるのにはちょっと驚きました。たしか寸胴タイプでしたのでかなり減量したのかと思います。今シーズンはやれそうな雰囲気です。
3位レオノワ選手:まぁなかなかよかったのですが最後のレイバックは中途半端だったのはどうしたことか。息切れしてしまったんですかね?こういうストーリー性のあるコミカルなプログラムは得意なんですが。ただ昔日の力強さが影を潜めてしまったのはやや寂しいところか。
4位宮原選手:うーん。ちょっと微妙な感じもします。日本ですとノーミスで高得点というところですが海外ではやはり3回転にクレームがつきます。やはり大柄の外人選手と典型的に小柄な選手ではおのずと判定に差がでるのかもしれません。例えばスキージャンプで日本人選手があまりに活躍するとスキーの長さを制限して外人と対等の立場にしたことが頭に浮かびます。
まぁ演技構成点では見栄えのいい大柄の選手が有利なような気がしますので壁がありますがどこまで頑張れますかね。

参考ページ→選手一覧&結果

次にフリー
1位ポゴリラヤ選手:うーん。ソトニコワ、リプニツカヤ、ラジオノワの次ぎにまだこんな選手が控えているとはまいります。しかもまだ未完成感たっぷりでこの点数ですから構成点がでるようになったらどうなることやら・・・。ただスピンがまだあまりよくないような気がします。スピンがきれいになればジャンプがよいだけに芸術性がでてくると思います。技術点1位構成点2位
2位ワグナー選手:見た目はいいのですがやはり3回転に釘があります。技術点はなんと5位。構成点は1位。
うーん。ワグナー選手でも厳しく3回転のジャンプエラーをとられていますので宮原選手の3回転エラーがとられるのもいたしかたないのかもしれません。
3位宮原選手:3回転のところで釘がささりぎぎみとはいえ技術点で2位。構成点で3位と頑張りました。練習の成果がでているという感じです。これで構成点がとれるようになると世界の舞台でかなり活躍できるのではという出来でした。

総合1位ポゴリラヤ選手 2位ワグナー選手 3位宮原選手 6位レオノワ選手

ベテランのレオノワ選手はジャンプに精彩がなくまぁボロボロでした。だいたい170点台の選手ですのでそれより上なら調子がよくそれより下ですと調子が悪いという感じです。今回は調子が悪い方でした。まぁ本来中堅選手なのですがあまりに若手が伸びてくるのでモチベーションが高まらないのもしかたないのかもしれません。

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2014年11月03日

2014スケートアメリカ女子 ラジオノワ選手優勝

東西横綱の2人が一度にいなくなってしまったのでやや寂しい感じがするのはなぜですかね。
まずショート
1位トゥクタミシェワ選手(17)はよく脱力していて申し分のないでき。これなら強敵ラジオノワ選手にも勝てるのではと思わせるものがありました。
2位ラジオノワ選手(15)は前シーズンより女らしさが増して体が大きくなったような印象。その分ジャンプが以前より苦しくなっているような感じを受けます。今のところは持ちこたえていますがこれ以上身体が大きくなるとさらにジャンプが苦しくなるのではという気がします。
3位のゴールド選手は最後でふらついたところを見るとまだ万全な状態ではないのかもしれません。地元の割りに緊張していました。多少練習不足かも。

参考ページ→ 選手一覧&結果

フリーでは
1位ラジオノワ選手はルッツとフリップにやや苦しいところが出始めていますがそれ以外にはこれといった欠点がないのがすごいところ。ただ身体が華奢な感じがするのでこのままパンクしなければいいのですが。今までは細身の身体で身体も軽かったかもしれませんが重くなってきたときにどうでるかですね。
2位トゥクタミシェワ選手はどうしたのか?ショートの時とはうってかわって緊張気味。前シーズンの悪さをひきずっているような演技。ジャンプが完全に跳べないのはなぜですかね。足の古傷の痛みがでたのかもしれません。治るといいのですが。
3位ゴールド選手はショートに続いて1項目0査定。よくぞ3位に残ったというところですか。0査定はソトニコワ選手もやってますが2度続けてというのは初めて見たような気がします。ソトニコワ選手の場合はあきらかにポカですが2度続けてとなるとどこか体調が悪いか練習不足なんでしょう。地元でこれですと今シーズンはあまり期待できないような気もします。それともアメリカ選手の場合は全米が最大目標な気もするのでいまはわざと押さえているという可能性もあるかもしれませんがどうでしょうかね。

トータルで1位ラジオノワ選手 2位トゥクタミシェワ選手 3位ゴールド選手になりました。

ラジオノワ選手がグランプリ初優勝を狙っていよいよ始動か。トゥクタミシェワ選手はまだ巻き返し可能なので古傷が再発しないといいんですが。

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2014年10月05日

メ〜テレ杯2014 セラフィマ・サハノヴィッチ

ジュニアグランプリシリーズ第4戦
今回も順当に総合で1位になりましたが前回でホームランをだしてしまったのでここはやや谷間か。
ショートではフリップで転倒。2位になりました。
ショート→SP
着地のタイミングが以前とちがうようなので多少まだ苦労しているのかもしれません。昔なら多少の失敗も力技で取り返したのですが今は流れを重視したハイレベルの構成。タイミングがずれるとそのままころんでしまうようです。
フリー→Free
やっぱりいいですね。ただここは日本の愛知県での大会のようでなれない環境のせいか緊張感がややあり身体が少しおもそうでした。他の選手もショートとフリーでかなりばらつきがあるのでかなりローカルでなれるのに時間がかかったのかもしれません(笑)。ファイナルでもかんばってほしいですがライバルのメドベデワでジュニアの2強形成となるか?
総合結果→RESULT
posted by ザッツ at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リュブリャナ杯2014 セラフィマサハノヴィッチ

うーん。もうフィギュアのシーズン始まっているのですね。休む暇なんてない感じです。
興味を引かれる人材はたくさんいますがそうそう時間もないのでセラフィマびいきでいってみようかと思います(笑)。
まず彼女の最初の舞台がこれジュニアグランプリシリーズ第2戦
ショート→SP
昨シーズンとはイメージチェンジしています。最初に気づくのがどこかユリア風味になっているところ。また去年の力ずくの荒っぽさが消えて演技が滑らかできれいになってきています。ネットの記事を見て見るとどうやらコーチがユリアを担当していた人になったようです。前シーズンのコーチに比べると振りつけがきれいになった気がします。もしくはセラフィマ自身が成長しているのかもしれませんが。ジャンプの着地も以前よりはガツンとくる感じがなくなって滑らかな着地をこころがけている感じがします。ノーミスで素晴らしい。しかもレイバックからビールマンへ技をつなぎました。昔は嫌っていた感があったのですが今回は素直に挑戦しています。コーチが偉いのかも?ただまだシーズン初めですから7分ちょっとぐらいで力はセーブした感じのすべり。それでも昨シーズンに比べたらかなりの成長感が感じられます。
フリー→Free
すごい。彼女にしては完璧。今時点で最高傑作の演技かと思います。ただ最後のスピンで疲れがでたのかふらついていましたがこれだけの演技をすれば当然か。ジャンプの着地も素晴らしく演技をなんなくつなげていましたので曲の感じもよくでていました。
ショートの得点 66.58
フリーの得点 125.38 TES 68.75 PCS 56.63
総合191.96でジュニアとしては異次元のすべりでした。正直これだけ成長するとは思いませんでした。昨シーズンの初めの出遅れがひどかったのでどうかなと思っていましたがラジオノワの次世代を担う人材として存在感を十分しめしたと思います。
posted by ザッツ at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月06日

世界卓球女子2014日本女子銀メダル

けっこう動画があがっていたので見て見ました。
さすがに中国女子はシンガポールに敗戦したときとは大違いで充実期ですかね。歯が立ちませんというのが正直なところか。
世界ランキング1位劉詩ブン 23 2位丁寧 24 3位李暁霞 26 というメンバーはまさに卓球のプロメンバー。いかに石川選手が才能ありとはいえそれ以上のメンバーでリーグ戦をしている中国は次元の違いを感じさせるものがありました。球に勢いがある上に多彩な攻めも同時にもっているので少々のことでは揺るぎません。石川選手などはよく研究しているのか李暁霞選手に食い下がることはできたのですがそこまででした。決勝での敗戦はしかたのないところ。
試合としては準々決勝のオランダ戦3-2、準決勝の香港戦3-1のほうがけっこうひやひやもので面白かったですね。オランダの2人は中国の帰化選手でした。特にリー・ジャオ選手は41歳で疲れていながらも身体の大きさを利して日本人選手を振り回し2勝を上げたのはすごい。最終ゲームも思いがけずエーラントの反撃にあい石川選手の3−2の辛勝でした。
準決勝の香港戦も勝った3試合はいずれもフルセットの3−2。平野選手などは0-2とゲームカウントをリードされ3ゲームめも4-9で絶体絶命。それを奇跡的に挽回したものですからまさに紙一重の勝負でした。まぁこれぞ地元の応援があってこそですかね。銀メダルをとれましたがメダル圏外でおわっても不思議ではないくらい実力は伯仲していました。天敵の韓国がいなかったり香港の主力が交代期だったりと運も味方したようです。
しかし最後の感想は毎度の中国強すぎ〜。ため息しかでません。卓球は野球ほどお金がかかりませんし代表する人数は少数なので世界選手権の参加国は多いですがこれでは世界選手権の意味がありません。たとえば名人戦のように中国と対戦する国を挑戦者決定戦として世界選手権で選出しその勝者が中国と世界一決定戦をやればいいのにと思います。もしくはスーパーシードとして最終戦だけやればいいのではともおもいます(笑)。そうしないとトーナメントで中国と同じブロックに入った国はあまりに不幸でしょうね。
個人戦も世界選手権は中国抜きでおこない中国を含む世界一決定リーグ戦メンバーを選ぶだけの大会にしたほうが気分的にしっくりするのではと思うぐらいです。


posted by ザッツ at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月31日

世界選手権2014女子フィギュア:浅田選手優勝

ジャッジスコア
フリー詳細
総合順位
○1位浅田選手FS1位:うーん。みなさんSPで飛ばしすぎたのかFSでは普通の大会の出来になってしまいました。またFSのジャンプではやたらとエラーがつきまくってSPでのできのよさはどこにいったのかと思うぐらいです。審判がちがうのかしら?
まぁ浅田選手のスコアをみるとジャンプの細かなミスはいつものとおりかやや多目。最後の公式試合ですから他の選手も含め息切れ感がでてきたんですかね。一見きれいに演技しているので技術点よりも構成点で逆転はないと踏んでいたのか余裕がある演技でした。
やはりオリンピックですとノーミスが必要でしたからミスがあっても高得点をだしていた浅田選手にとってはオリンピックはやりにくかったのかもしれません。それだけノーミスウーマンの存在は大きかったのでしょう。
それはともかくFSでは他選手も練習が足りなかったのか集中力がもちませんでした。やはり短時間のSPではごまかせてもFSでは調子落ちは隠しようがなかったように思えます。得点だけはSPの貯金もあってパーソナルベストがでました。
しかし引退してしまうにはまだ若手が手薄なのでどうですかね。一人横綱の状態になっていますからその横綱が引退してしまうと・・・女子フィギュアの人気自体がおぼつかなくなりそうです。村上選手も引退する気だったとは唖然。あとの国際レベルの女子選手は宮原選手ぐらいしか知りませんのでどうなりますことやら。
○2位リプニツカヤ選手FS2位:まぁこの大観衆の前ではしかたのないことかもしれませんがでだしでややよそ行きの感がありました。スケートののびも最初はあまりよくありませんでした。いまをときめくロシアですから練習不足はちょっと考えられないのでやはり集中力に欠けたというところですかね。有名人になっていろいろ大変でしょうからその雑務に追われたのかもしれません(笑)。それでもお金をだしても見たいあの特異な演技はいつもながら素晴らしいです。
○3位コストナー選手FS6位:最初のトリプルルッツはSP同様の素晴らしいジャンプでした。が、跳んだあとしばしボケーっとしていました。おそらく素人判断ですがここでピキーンと古傷の痛みが走ったのでしょう。動画を見直してもここからジャンプの翼は折れた状態になったと思えます。あとはなんとかごまかすしかなかったでしょう。引退試合での故障の発生は残念でしたがそれでも得点のとりかたは以前のように技術点より20点多い構成点。跳べないときのコストナー選手の特徴のある得点のとりかたでした。4位のポゴリラヤ選手にとっては構成点の威力をまざまざと見せ付けられた大会となりました。
ただ個人的にはコストナー選手はジャンプがへたくそだといっていた関係上FSでも見事なジャンプが続いたらオリンポスの神々の一人としてコストナー神を祭らねばと思っていたのですが人間に降臨されたので半分はほっとしました。(←人でなしです)
○4位ポゴリラヤ選手FS3位:素人的にはフリップのエッジエラー一つのほぼノーミスのポゴリラヤ選手が一番でしたが無論技術点はトップ。しかしながらまだデビュー初年のせいか構成点がまだあまりもらえないようです。スケーティングのきれいさではあともう一歩ですかね。まぁここがパーソナルベストですからしかたないのかもしれません。
○5位ゴールド選手FS7位:この選手も最初のジャンプを見事に決めてから気が抜けたようにがたがたになりました。まだ若いので故障ではなく入れ込み癖あるので気持ちを維持することができなかったのかもしれません。まぁ転倒したのもいつものゴールド選手といえばそうです。あとは来シーズンもやせた体型を維持できるかですかね。
○6位鈴木選手FS8位:引退試合にふさわしく見た目はけっこうよかったのですがやはり足元の具合がよくないのか全日本の再現はできませんでした。ジャンプを回転不足なしで決めるのはなかなか大変なことのようです。
○7位ワグナー選手FS4位:久しぶりのワグナー選手らしい演技。フリーのパーソナルベストのようです。最後の公式戦なので頑張ったんでしょうかね。もともとフリーの演技のほうがよかった人なので来シーズンにつながる演技かと思います。
○8位エドモンズ選手FS5位:素晴らしい。技術点はポゴリラヤについで2位。まだジュニアあがりなので構成点がでませんがSPよりFSのほうがいい選手。相当練習しているんでしょうね。長身で見栄えがとてもいいです。しゃべっているのが英語なのでアメリカ人だとわかりますが演技はロシア系のバレエ風味。来年が期待できる選手です。

注目のメイテ選手はなぜかぼろぼろ(笑)。あんなに斜めに跳んでは無理。今回は参考外。李子君選手は故障が治っていないようです。中国得意の針で治せればいいのですが。
10位村上選手はどうしちゃったんですかねぇ。ジャンプのほとんどに釘が・・・。見た目はよかったんですがジャッジスコアをみると減点が多いというパターン。やはり足元がよくなくてフル回転できないのかもしれません。どれぐらいの故障かは本人のみぞ知るですからわかりませんが日本女子フィギュアは来シーズン落日をむかえるのか。

今回の世界選手権ではSPとFSの出来のあまりのちがいに驚きました。さすがにオリンピックがピークですからオリンピックよりは出来が落ちるのはしかたないですがフィギュアもけっこう過酷なスポーツのような気がしてきました。
SPはけっこうハイレベルでしたので脇においてFSはみどころがあったのはポゴリラヤ選手とエドモンズ選手。そしてワグナー選手の意地のパーソナルベストですかね。若い二人が技術点で1位、2位ですから成長が著しく次世代の競争も激烈になりそうです。
ただ結果的には日本の男女による金独占。地元の利があるとはいえなかなかすごいですね。
浅田選手動画

posted by ザッツ at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月28日

世界選手権2014女子フィギュアSP:浅田選手1位

ジャッジスコア
SP結果詳細
1位浅田選手23歳:ここにきて集中とリラックスのベストマッチ。解説が浅田真央のSP完全版というほどの最高のでき。
でだしの3Aがきまったうえにノーミス。トリプルアクセルのマオの面目躍如というところか。
ただここにきて悠々とした演技ができるのもオリンピックの緊張しきったSPの反動か。地元の利もありますがまだまだ新勢力には負けないという意地を見せたような演技でした。技術点でトップ。またコストナー選手も素晴らしくノーミスで僅差。
2位コストナー選手27歳:うーん。信じられないというのが正直なところ。やはり浅田選手同様オリンピックのときより緊張が多少抜けてむしろオリンピックのときよりもいいぐらいの出来。ステップも素晴らしく加点2.10という2点台。ジャンプの3Aとビールマンがなくともそれをステップと構成点で補い浅田選手とは0.72の本当の僅差。めまいがするぐらい高レベルの戦いです。
3位リプニツカヤ選手15歳:ここにきて上位二人の横綱が全勝優勝対決するぐらいの勢いなのでさすがの新勢力も実力伯仲ながらも技術点2位、構成点3位で3位。フリーでの三つ巴戦に持ち込むのがやっとというところ。これだけ高レベルだとミスした方が脱落するのでフリーではどうなるか見ものです。
4位鈴木選手28歳:さすがの地元での引退試合。こちらもノーミスで持っているものをすべてだした演技。70点台をマークしましたが上位3人にはそれぞれ必殺技ともいうべきものがあって構成点ではリプニツカヤ選手とほぼ同じ得点をとりましたが技術点の難易度でやや差があったのはしかたのないところか。ただ全日本に続いて最高の演技だった思います。
5位ゴールド選手18歳:まぁこちらも素晴らしい演技で70点台。華のある選手なのですが上位3人のレベルが高すぎで技術点はともかく構成点で0.06ワグナー選手にも負けています。構成点をあげるのが来シーズンの課題か。

なにか今回の世界選手権はいつもよりレベルが高い感じがします。ロシアの新勢力の効果ですかね。上位5人が70点台とは・・・驚きです。
6位以下の選手にも有望選手が目白押しですからうかうか転倒もできません(笑)。期待の村上選手ですがやっと外装はなんとかなってもエンジンがまだ回復途上で回転不足をとられて10位。人気の李子君は集中力が欠け気味。ジャンプでコンボができず16位になってしまいました。ただ外見からはただのチョンボか故障が回復していないのかよくわかりません。フリーでどれぐらい追い上げるかですね。6位のロシアのポゴリラヤ選手はどんどんうまくなってきているので来シーズンはかなり活躍しそうです。長身のわりに上手にジャンプを跳ぶので故障が少なそうな気がします。7位ワグナー選手は今季は体調がすぐれないのか技術点が伸びません。8位オズモンド選手はいつもの元気な演技で観客を沸かせます。9位のメイテ選手は驚きのノーミスながら加点があまりとれません。身体が168センチと大きいだけに構成点を来シーズンはどれぐらい伸ばすかが課題か。12位のエドモンド選手はまだジュニア上がり。能力的にはロシアの新興勢力と引けをとらないのでどれだけ才能を伸ばせるかですね。
驚異の70点超え5選手↓
浅田選手SP
コストナー選手SP
リプニツカヤ選手SP
鈴木選手SP
ゴールド選手SP

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2014年03月17日

フィギュア世界ジュニア選手権2014:ラジオノワ選手優勝

フリージャッジスコア
フリー詳細結果
総合結果

2位サハノビッチ選手14歳:見るたんびに成長してすべりが変わってきています。以前のジュニア特有のこちょこちょしたすべりが影を潜めダイナミックな大人的すべりになってきています。
すべりは見ていて気持ちよいぐらい素晴らしいのですが今回は晴れの舞台ですのでやや緊張していたのかもしれません。ジャンプの着地がちょっと固い感じがしました。またまともに股関節で衝撃を受けている感じがするので気になります。
コストナー選手などはジャンプが下手ではらはらしたものです。それに比べるとちゃんと跳んでいるのですがいまのように跳べればいいという跳びかたですと股関節の負担が大きそうです。
体型的にレオノワ選手に似ているような気がしますが彼女も着地の衝撃が強かっと思います。最近では故障が多くジャンプがきまらなくなっていました。今シーズン最後には持ち直してきましたが故障で泣いていました。
まぁなんで長身のコストナー選手が27歳になるまで長持ちしたのかよくわかりませんがジャンプをがしがし跳んだことがあまりなかったような印象がします。そのかわり構成点で素晴らしい点をだしていました。サハノヴィッチ選手が目標にするとしたらコストナー選手のように構成点で勝負できるフィギュアスケーターなのではと思います。が、現状では難しいジャンプを後半にもっていって技術点で勝負しています。ライバルが柔軟性のあるラジオノワ選手ですから仕方ないのかもしれませんがファンとしてはもう少し豪快さは控えめでも柔らかく跳んでほしいところです(笑)。でもなんていうのかわかりませんがエッジを使って両足を開いたまま身体を前に傾けて円を描くときの迫力はコストナー選手並みでした。
考えたら今回のソチオリンピックでは2位と3位のキム選手とコストナー選手はビールマンスピンはやらなかったと思います。さすがに同じ能力でしたらビールマンができたほうが有利でしょうがビールマンがなくてもメダルはとれるわけでジャンプであまり無理して怪我をしないようにと思います。
ただ大会にあわせて調子を整えるのは上手なようで今シーズン最後の本番をISUのパーソナルベストでまとめました。

1位:ラジオノワ選手15歳:いやーこんな細身の身体で軽くジャンプされてはたまりません。ジャンプの負担が少ないぶん踊りに集中できる感じです。ソトニコワ選手も上手でしたが太めなぶんかなりの精神的集中力が必要でしたからこのままですと無敵状態になるかもしれません。対抗できるのはリプニツカヤ選手ぐらいしか思いつかないですが精神的に疲労しやすい感じもしますのでラジオノワ選手のほうが末恐ろしい感じがします。

3位メドベデワ選手14歳:まともに見るのは初めてです。上位二人が早熟なのか演技に完成感がありますがこちらはまだ未完成な感じがします。それでも素材としての素晴らしさは十分で他の国ならトップレベルかと。どれだけ伸びるかはこれからというところかと思います。
4位宮原選手15歳:ややよそゆきの演技か。全日本のころよりは迫力がいまいちでした。回転不足もばっちりとられています。ただやはりロシアのメドベデワ選手と僅差だったのはすごい。競争の激しいクラブで練習しているロシアの天才的ジュニア選手と対等レベルの点数をだしているのはたいしたものです。ただ身長が146センチとあまり伸びていないので演技構成点ではどうしても見栄えで損するような気がします。あまりにロシアが強い時代に登場したのは不運というべきか。

ちなみにラジオノワ選手155センチ>サハノヴィッチ選手151センチ>メドベデワ選手149センチ>宮原選手146センチ
みごとに1〜4位までは身長順でした。本当は実力順ではありますが時々こうなることがあるので技量が同じレベルだと身長があるほうが頑張っている印象があります。
ラジオノワ選手 SP-FS
サハノヴィッチ選手 SP-FS
posted by ザッツ at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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