2014年12月23日

2014 グランプリファイナル:トゥクタミシェワ選手優勝

まずショートから
1位トゥクタミシェワ選手(18):うーん。身体に力を入れて滑れるようになったんですね。素晴らしい滑り。しかしながらジャンプはややレベルをさげて3T+3T。これはきれいにきまったのですが3Lzがオーバーターン。やはり往年のジャンプ力にちょっとかげりが見えますがそれは年齢なりにし方がないことなのかもしれない。今回はそれを補ってあまりあるやる気が満々でした。若手のホープにまだ負けないわという負けん気がでたんでしょうかね。67.52は200点前後が狙えるポイント。迫力の技術点1位構成点2位でした。
2位リプニツカヤ選手(16):3+3でルッツを跳びましたから前回より調子を整えた感はあります。が、単独のフリップでロングエッジをとられていますからまだ完全に調子をだしてはいないのでしょうね。これだけの選手でも滑り込んで練習しないと満足な演技ができないとはけっこう難儀なスポーツかと。まぁファイナルなのでそれなりの滑りはしていますが彼女のレベルでは試技の範疇かも。技術点2位構成点1位。
3位ラジオノワ選手(15):さすがにトゥクタミシェワ選手の高得点にちょっと緊張してしまったのか珍しく転倒。全体的に固かったですかね。ショート1位2位の選手はそれなりに名も実力もある選手。いくら実力があるとはいえ先輩としてはあまりに大物。まずはシニアの壁を意識したのかもしれません。技術点3位構成点3位。
4位ポゴリラヤ選手(16):ジャンプを2つ失敗してしまってはまずいですね。ただ逆に言えばノーミスですべれればかなりの高得点が見込めますからこれだけ失敗しても61.34もとれたのはさすが。つまりロシア勢4人はだれかがノーミスですべれば200点前後になりますのでもう卓球の中国と同じ状態。ロシア勢以外が上位に食い込むのが大変な時代になったようです。だれか一人日本に帰化してほしい〜(笑)。

参考ページ選手一覧&結果

次にフリー
1位トゥクタミシェワ選手:すごい。最終滑走なので絶対に勝つという意気込みが見えました。この人にジャンプ力が戻れば手に負えないところがあります。ただオリンピック直後にこれだけ頑張るというのはやや不思議です。まぁ横綱レベルが抜けたのでその穴を埋めることができる選手でもあります。ここぞとばかりアピールしているのかもしれません。技術点1位構成点1位。
2位ラジオノワ選手:ショートで転倒したせいかいつもより慎重でどちらかというと守りの演技か。本人としては攻めの演技のつもりかもしれませんが。技術点は同得点で1位。技術点は基礎点では上回っていたものの加点で追いつかれました。トゥクタミシェワ選手の気迫におされた感じです。まぁ相手も同じような高レベルの選手でしかも先輩ですから今回は相撲でいう兄弟子負けというところか。
構成点3位はやはりまだ年齢的なものがあるように思います。
3位ワグナー選手:いつもよりワンランク上の集中力と気合がうかがわれました。得点発表時はとても喜んでいましたが久しぶりの大喜びの笑顔でした。ジャンプの失敗もセカンドの回転不足1つだけに押さえ本人にとって会心の演技だったようです。やはりどこか今年にかけているところがあるように見えるので世界選手権でどんな演技をしてくるか期待です。技術点3位構成点2位。
4位ポゴリラヤ選手:うーん。頑張っているのはわかるのですが基本すべりに鋭さがない。どこか体調がわるかったんですかね。まぁファイナルですから上位にいくためにはほぼノーミスでいかなければいけないのでストレスもたまると思いますが多少残念な演技。でもトータルで180.29もポイントをとって悔し涙をされてもねぇ。ロシア女子選手の競争の激しさがうかがわれるところです。技術点4位構成点4位。
5位本郷選手:やや大舞台で気圧されましたかね。まわりは名も実力もある格上選手ですからやりにくかったのかもしれません。まずは経験というところですか。技術点5位構成点6位。
6位リプニツカヤ選手:キムヨナ選手だとこれだけ不調だと出場してこないような気がしますが・・・競争の激しいロシアではやはり存在をアピールし続けないといけないのかもしれません。ただ大会にあわせてまるで練習でもしているかのようです。まぁ彼女の場合は必殺技がありますので様になっていますが大会を練習の場にしてしまった感はやや唖然とします。それでもファイナルまできてしまうのですから才能とは恐ろしい(笑)。フリーのほうもだんだん仕上げてきていますのでどこが目標ですかね。まぁ今年は故障をしないことが一番の目標かも。技術点6位構成点4位

トータル1位トゥクタミシェワ選手203.58 2位ラジオノワ選手198.74 3位ワグナー選手189.50 4位ポゴリラヤ選手180.29 5位リプニツカヤ選手177.79 6位本郷選手176.13

今シーズンのトゥクタミシェワ選手のやる気には驚きです。どこかに活路を見出したんでしょうが身体が小さめなので故障の影響をかなりおさえることができるようになったのかもしれません。
ラジオノワ選手は1位独占かと思っていましがなぜかショートで転倒。さすがにシニアのビッグ大会で緊張したのかもしれません。
ワグナー選手は今シーズンの出来がいいので痛みとの相談の上でしょうが活躍が期待されます。

posted by ザッツ at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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