2014年02月22日

ソチオリンピック女子フィギュア:ソトニコワ選手逆転優勝

フリー結果
ジャッジスコア

1位ソトニコワ選手:素晴らしい集中力。もう一度しろといわれても2度とできないような演技でした。3連続ジャンプの最後でちょっとつまずきましたが大勢には影響ありませんでした。基礎点61.40→75.54ですからプラス加点14.14。もっているすべて、いやそれ以上のものをだせたかと思います。これも身近にリプニツカヤ選手というライバルがいてこそできた芸当かと思います。やはりキムヨナ選手も素晴らしい選手ですがライバルなしで仕上げてきただけにのびしろがなかった差が最後にでた感じです。
2位キムヨナ選手:基礎点が57.49→69.69。加点が12.2。まぁこれだけでも十分すごいのですが構成点がほとんど同じなだけにソトニコワ選手の若さと勢いのある演技に及ばなかったのはしかたのないところか。一応得点でクレームが韓国国内であがっているようですが守勢に回ってちょっと元気のなかった演技でしたから野次馬としては順位的には文句のないところです。それよりもSPでのキムヨナ選手のユニフォームがちょっとだぶつき加減だったのが気になりました。最初は大き目のユニフォームを着ていたのかとも思いましたが別の記事でキムヨナ選手の背中の骨が浮き上がるぐらい減量していたというのがありました。下手をすると拒食症の症状だというのです。これには唖然としました。全体的に元気がない理由がこれだったようです。スケート自体のうまさは相変わらずでしたがのびしろがなかったのは減量のせいだとなると今シーズン初め休まざるを得なかった病気も栄養が足らなかったせいなのかもしれません。裏では自分の体重との熾烈な戦いがあったのかもしれません。ということは引退すれば体重を気にせず食べれるわけでやっと人間としての幸せが手に入るというわけですね。ご苦労さんでしたといわざるをえません。
3位浅田選手:基礎点66.34→73.03。加点6.69。3Aのおかげか基礎点で上位2者を大幅に上回っていますがジャンプに細かな減点が3つ。構成点がなぜか低めでしたのでフリーではわずかな差で3位となりました。しかしこのフリーではSPのときとはなんと別人。吹っ切れたように元気にのびのび演技をしていました。最初からこの調子ならメダル確実でしたがそうはいかないのがアウェーか。わずかの気のもちようの差で身体が動かなくなってしまうのかもしれません。これだけフリーでよい演技ができるのなら腰痛もまだ大丈夫なような感じがしてきまた。
4位コストナー選手:基礎点58.45→68.84。加点10.39。いやージャンプでこんなに頑張ったコストナー選手を見たのはおそらく初めてです。浅田選手とちょうと真逆の点の取り方ですが技術点で離されなかったのが総合3位に入った原因ですかね。27歳でパーソナルベスト最高の演技をしてきたのには脱帽です。しかも団体でSPをこなしていますから体調の維持もうまくいったのでしょう。本番で素晴らしい集中力をだしてきたのはこのコストナー選手とソトニコワ選手の二人。表彰式でけっこう仲のよいところを見せていましたのでお互いよい刺激を得たのかもしれません。
5位ゴールド選手:基礎点60.64→69.57。加点8.93。フリップの転倒がいたかったです。完全アウェーのロシアでは多少やりにくかったと思いますが頑張りました。ただここにきてフリーと総合でパーソナルベストですから成長がほんの少し間に合わなかった印象。自分らしい演技ができるようになったのがここオリンピックですから惜しかった感じもします。このあと身体の成長と体重増があるように思いますのでこれだけの演技が維持できるかどうか問題。ワグナー選手を見習って4年後を目指すかどうかです。
6位リプニツカヤ選手:基礎点59。57→66.28。加点6.71。なんというか疲労からでしょうかやや雑になってしまいました。気合が入っているのはわかりますが根気が続かず途中で失敗が入ってしまうというパターン。なんというかやり急ぎという感じがします。やや神経質なところがあって空回りするところがあるんですかね?転倒などもあってあまりうまくいかなかったとはいえそれでも200点超え。今回の上位3人のレベルが高すぎたというしかありません。
7位ワグナー選手:基礎点57.79→61.07。加点3.28。基礎点はキムヨナ選手より良いぐらいなんですが加点と構成点がちがいました。確かにアメリカには厳しい判定のような気もしますがどうなんでしょうかね。このへんの細かな点の相違などは動画ではよくわかりません。ただ頑張った割には報われなかったかなという気はします。
8位鈴木選手:基礎点57.31→60.57。加点3.26。うーん。全日本では高得点でしたが国際試合となると失敗や転倒があって得点が伸びません。今回はどこか足を痛めているということですがおそらく引退するようですのでもったいなかった感じです。
12位村上選手:ピークをはずしてしまいましたかね。精彩がなかったです。4大陸で優勝したためにモチベーションをあげることができなかったのかもしれません。ただ上の二人が引退すると村上選手がエース候補ですからもう少し見せ場をつくってほしかった感じですが。

総合結果

1位ソトニコワ ロシア
2位キムヨナ 韓国
3位コストナー イタリア
4位ゴールド アメリカ
5位リプニツカヤ ロシア
6位浅田 ジャパン
7位ワグナー アメリカ
8位鈴木 ジャパン
9位エドモンズ アメリカ
10位メイテ フランス

リプニツカヤ選手が団体で優勝しているのでソトニコワ選手も頑張るとは思いましたがまさか優勝するとは。
まぁキムヨナ選手はちょっと栄養が足りなかったのかもしれません(笑)。健康優良児のようなソトニコワ選手が優勝するのもいいですね。生涯最高の演技だったといえるかもしれません。それぐらい集中していました。ただソチもロシア国内だったので頑張れたのかもしれません。ロシア以外でもやはり頑張れるかどうかがこれからの課題かと思いますがどうですかね。4年後はへたをするとロシアがメダル独占するかもしれません。ロシアの選手層が厚すぎる気がします。ソトニコワ、リプニツカヤ、ラジオノワに続く選手が目白押しです。
日本は村上選手も好選手ですが層が厚くないとキムヨナのような天才でないかぎりメダルまでは遠いかもしれません。

posted by ザッツ at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月20日

ソチオリンピック女子フィギュアSP:キム選手1位

SP結果詳細
ジャッジスコア
1位キムヨナ選手23歳:17番滑走。前年の世界選手権女王なのに30人中17番目とはけっこうひどい扱いですが今シーズンはB級大会以外全然大会にでていないので仕方がないんでしょうね。
休み明けというか本番に強いのは相変わらずでバンクーバーの点数には及びませんでしたが74点台の高得点でトップにたちました。ここぞというところで全力をだせるように調子をもっていくのは驚くほど上手です。
ただ演技後の息遣いを見るとやはり年ですかね。けっこうお疲れのようです。さすがに団体戦がなくてよかったというだけあってスタミナをここまで温存してきたのは正解だったかもしれません。
しかし74点台をだしてきたのがあと二人いますのでキムヨナ選手もうかうかしてはいられない状態です。フリーではまれに見る高度な試合が見れるかもしれません。
2位ソトニコワ選手17歳:30人のうちの29番目の滑走。リプニツカヤ選手がこけているのを知っているのでここは満を持しての演技。年上というか精神的にはタフなところがあるのでロシアの大歓声もちょうどよい応援になるのかもしれません。演技はかなり入れ込み加減でいつもの20パーセント増しか。普通なら身体が固くなって失敗もしやすくなるのですがやはり天才なのかすべていいほうへ力が抜けていきました。結果はほぼキム選手と同じような点の取り方。問題はフリーなのですが今回かなりいれこんだのでフリーで力が抜けてしまう心配もあるのですが若さと勢いで踏ん張る可能性もおおいにあります。キム選手に勝てるのはバンクーバー時代の若きキム選手しかいないのではと思っていましたが同じく若さと勢いがあるソトニコワ選手がフリーで頑張れればよもやということもないではないような気がしてきました(笑)。
3位コストナー選手27歳:26番滑走。こちらもいつもより10パーセント増しの演技か。ただビールマンがないのでレイバックスピンがレベル3なのはいいとしてステップがレベル3なのはちょっと不思議な感じでした。とはいえ技術点で離されなければ構成点が1位なのでトップ3に入ってきました。4位と5位のゴールド選手とリプ選手のフリーでの技術点がちょっと高くなりそうなので技術点であまり離されずに構成点で再度トップになれば十分メダル圏内か。
4位ゴールド選手18歳:22番滑走。やはりアメリカのフィギュアは華麗です。西洋人は複数のジャンプが苦手と思っているのですがコストナー選手もこのゴールド選手も本番では跳んできますのでさすがです。ただ長丁場のフリーでも失敗なしでいけるかどうかというとやや不安があります。ソト、コス、ゴールド、リプ、ワグナーの息詰まるよなメダル争いが見られそうです。
5位リプニツカヤ選手15歳:25番滑走。3Fで転倒。1点ぐらいしかとれなかったのが痛い。さすがオリンピック。花の女子フィギュア。一つの技の失敗で5位になってしまうのですからレベルが高い。ただ演技を見ているといつものリプニツカヤ選手に比べると粘りのないのが気になります。15歳とはいえ団体戦の疲労がたまっているのでしょうね。キスアンドクライではちょっと予想外にがっかりしていました。フリーで最高の演技をすればまだメダル圏内だと思うのでそんなにがっかりしないでもと思うのですが精神的に繊細なだけに落ち込まないといいのですが。
6位ワグナー選手22歳:27番滑走。団体戦のときよりはいけていましたが一つダウングレードがあって6位に甘んじました。キム選手は別格としてメダル争いはここまでですかね。本当はリプニツカヤ選手が団体戦で疲れていなければノーミスが期待できたのですがここにきて雲行きがあやしくなってきました。
予想としてはキム、ソト、コスで普通はきまりでしょうがレベルが高いのでフリーでの予測不可能なミスがあればだれかがだれかといれかわることもなきにしもあらずです。

あとは7位ポリーナ選手は構成点。8位鈴木選手は技術点が課題。15位村上選手、16位浅田選手。日本人選手はよくわかりませんが全日本のときのような集中力がありませんでした。それなりに一流選手なのですが本番で力をだしきれなかったのは残念。ただ浅田選手は腰痛など体調の悪さがこのオリンピックの独特の雰囲気で一気にでたのかもしれません。無理せず楽しんでもらいたいですね。
posted by ザッツ at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月11日

ソチフィギュア団体女子FS:リプニツカヤ選手1位

結果詳細
ジャッジスコア
団体結果

1位リプニツカヤ選手:さすがに目玉シーンなだけに規制が厳しくきれいに見れる動画がありません。が、見れる範囲で見た限りではかなり本気で演技をしていました。あの大声援の中で個人戦であと2回あるのだからそのぶんセーブをしなければというのはなしでしたね。いつもよりジャンプの蹴りが強く感じたので疲労がたまるかどうか多少心配です。
得点はルッツのロングエッジ一つだけであとはGOEがつきまくりました。こんなすごい演技を数日後に再びできるのかと心配してしまうほどです。
いくら15歳で疲れ知らずでも団体戦でピークが過ぎてしまう可能性はありそうですがどうなるかわかりません。ただこの素晴らしい演技をみて奮起するのは当然同僚のソトニコワ選手。シングルはまかせろで最高レベルの演技をしてくる可能性がでてきたように思います。
2位ゴールド選手:余裕を残してのそれなりの演技か。動画を見た感じでは7,8分のペース。いつも力みがちな彼女にしてはゆったりと演技していました。力まなくてもこれだけ演技ができるんだとわかったのはけっこう収穫かもしれません。いままでは力みすぎて自滅していた感がありましたから力を抜いても演技ができるとわかれば階段を一つ上がったようなもの有力馬が調子に乗りそうです。
4位鈴木選手:期待の鈴木選手でしたがここで全力をだすわけにもいかずロシアの熱気にも覆われて多少萎縮してしまったですかね。回転不足をばんばんとられてしまいました(汗)。ただ演技構成点が2位とよかったので個人戦で頑張ってというところ。
3位のマルケイ選手イタリア人らしい美人でした。特に高度な技がないだけにそれなりに堅実にまとめました

5位ケイトリン選手いつもはもっと躍動感があるのですが踊るフィギュア選手。転ぶシーンがいつもながら派手でした。柔道なら1本と旗があがりそうでした(笑)。
posted by ザッツ at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月09日

ソチ団体女子フィギュアSP:リプニツカヤ選手1位

結果詳細
ジャッシスコア
1位リプニツカヤ選手15歳:うーん。恐れていた通り地元の大声援がすごいですね。リプ嬢も多少は固くなってはいましたが身体を柔らかく使ってミスがないように慎重に演技をしました。ジャンプもどちらかというとそっとという感じですが流れるような演技で文句なし。守りの演技ではありますが観衆を魅了するには十分。観衆を味方につけてポイントも高め。技術点は当然1位で構成点も3位でトップにたちました。
2位コストナー選手27歳:動画の規制がきびしいようで見れたり見れなかったりします(汗)。一度見た感じではさすがにここに照準を定めてきたのかノーミス。いつもよりダイナミックで素人でも納得する初めて素晴らしいと思わせるような演技でした。さすがに技の難度でリプ嬢にかないませんが構成点でトップ。なのですがリプ嬢も頑張っていて構成点で1.4ほどの差しかありませんでした。
3位浅田選手23歳:冒頭の3Aで転倒。まぁ転倒してもあとは万全の演技でフォローするのですがちょっと不完全燃焼な感じになりましたかね。まぁ本番に向けてのちょうどいい試技となっているのかもしれません。もしもですが3Aがダウングレードしなければ当然トップになっている勘定ですから可能性は示しました。
4位ワグナー選手22歳:3F+3Tで回転不足をとられている以外はそれほど悪くなかったのですが構成点がそれほどとれませんでした。ワグナー選手本人がちょっと驚いていたようですからやはり低めだったようです。
問題はワグナー選手のアメリカ的な演技がこの場であまりうけていないようなのです。ひょっとしたらオバマ大統領がこなかったせいで印象が悪いのかもしれません。ただ順位的には大関クラスの順位は維持しているのでそれなりだといえばそれなりなんですがね。
posted by ザッツ at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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